バツイチのすすめ

バツイチ夫婦流、楽しい結婚ライフの送り方をお届けします

「頑張る」についてナース的に考えてみた

私って結構

頑張ることが好きなタイプの人間です。

好きな言葉を3つ挙げるとしとら、

「努力」「忍耐」「継続」

というのはちょっと盛ったけど、

とにかく、いつでも全力で頑張ることを惜しまない人間です。

正確には、人間でした。

え、過去形?

そう、ナースになったり離婚したりして

この考え方が90°ほど変わったんですね。

 

 

最近気になっていることの一つに、

 

世に言う「頑張る」の閾値が下がっている件

 

というのがある。

 

「3日連続自炊したお∩(´∀`)∩」とか

「一駅歩いた!頑張った自分にご褒美♡」とか

「書類請求完了ーーーー!!!」とか

 

なにそれ?

そんなんで頑張ったとか言ってんの?嘘でしょ?

そんなこと言ったら

毎朝歯磨きするのも、毎晩顔洗うのも、

しまいには呼吸するのだって「頑張った」になるお?

あ、もしかしたら自炊は料亭級の和食15品を三日連続かもしれないね!

一駅は各停の一駅じゃなくて、そーか、新幹線の一駅!?

数々の言語を駆使して、複数の大使館を駆けずり回って書類getしたとか?

はいはいはいはい、なるほどねー!!

ねー!

ねー・・・

 

昔の私ならそう思ってたと思う。

でもね、気付きました。

 

私は「努力する」という概念をいつの間にか履き違えていたのかも と

 

努力って、目的を達成するための手段じゃないですか?

県大会出場を狙って、部活頑張るのは努力だし、

痩せるために、毎日運動するのは努力だし、

いい点とるために、勉強するのは努力だし、

あの人を振り向かせるために、可愛くなるのは努力だし、

彼に美味しいお料理を食べさせたくて、お料理を習うのは努力です。

 

でも、きっと努力したことある人ならわかると思うけど、

努力って、してる間も楽しいことがわりかし多くある。

部活頑張ってる間にチームの絆が強まったり、

運動するのは体も心も気持ちいいし、

勉強して理解できるのも気持ちいい。

自分が目に見えて可愛くなっていくのは楽しいし、

食のクオリティーが上がると、それだけで何でもない日常がワンランク上になる。

 

そうそうそうそう!

 

努力って、楽しいんです!!!

 

本来はね。

 

しかし、この世にはやってはいけない努力というものが存在する。

ズバリ言いますね。

 

他人基準の努力です。

 

前回も書いたように、

いい子ちゃんだった私は結構「他人基準」ってことが多かった。

他人基準ってどういうことかっていうと、

「〇〇って他人から見られたい」

自分基準は、自分がこうなりたいからする努力

他人基準は、他人に自分がこう見られたい、こう評価されたいからする努力

「私が幸せになりたい」

んじゃなく、

「私は幸せだと思われたい」

とっくに夫婦生活は終わってるのに、

周りからよく見られようと、幸せだと思われるように

他人の目に届くところだけ頑張ったりね。

 

そしてこの症状は、私のように、

いい子ちゃん・いい人に多く認められる。(いきなり医療テイスト)

なぜか?

もう優等生ロードを歩いてきてしまった人たちは

踏み外せなくなってるから。

これは違うとわかっていても、

これは本当に自分がしたいことではないかもしれないと思っていても、

そういうことをしたことがないから、

周りの期待を裏切ったことがないから、

そのまま進み続けてしまうのです。

 

 なんか違う気はする。

 薄々感じてはいる。こんなの間違ってるって。

 でも、そんなの、今更変えられないよ〜!!

 

という感じ。

また、優等生は、性格もいいことがほとんどなので

良くも悪くも、あまり深く考えたり、ネガティブにとらえません。

 

 そうよ!だって今までもそうだったじゃない!

 頑張ってれば、全てが報われてきたじゃない!

 難しく考えない考えない!

 ガンバガンバ〜、自分!!!

 

みたいな感じで、

「努力したら報われた」という成功体験だけを信じて。

 

でもはっきり言おう!

 

心の底からあなたが望んだ努力でない限り、

つまり、他人の目を基準にした努力である限り、

その「努力」は辛いものでしかなく、

あなたの心を疲弊させ、

体調を壊す原因になるのです。

 

心の病気が増えている今、

「頑張りすぎてしまう。自分のために、じゃなくて、他人の目のために。」

という人のなんと多いことか。

 

だからね、バツイチナース(元優等生出身)的には、

こういう人にぜひぜひ教えてあげたいです。

 

爆弾投下しちゃお。

自分の優等生ロードに。

そしたら、超絶スッキリするから。

他人の目なんて気にしたら、

一生幸せになんかなれないぜ。

「ヤダ!」

「やらない!」

「キライ!」

と、

今まで最も言ってこなかったであろうこの3大ワードをもっと使お!

 

体の声を、心の声をもっともっと聞いてあげる。

そう、それが大事。

 

過去の私てきには「体張って頑張る」ことは美徳だと思っていたけど、

ナースになった現在の私てきには「体の声を聞いて頑張る頑張らないを決める」ことが

最も美しい努力の形だと思う。

 

「頑張るの閾値が低い!!」と怒ってしまう気持ちの裏には、

自分に正直に生きている人たちへの憧れがあるんだよね。

他人の目は関係ない。

自分に正直に生きても、

あなたをバカにしない、あなたのそばにいてくれる人は絶対にいます。

自分基準の努力をしていこ♡

 

Have a good one!!